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タイ王国小学校多目的運動場改修プロジェクト
2022年02月20日(日)タイトル:創立60周年記念事業 タイ王国小学校多目的運動場改修プロジェクト 贈呈式典
実施日:2022年2月20日(日)
場所:バーンクンメートゥンノイスクール
報告者:国際奉仕委員会 委員長 小野邦寿タイ北部で最も僻地にあると言われているチェンマイ県オムコイ郡メートゥン地区は、
タイ王国北部のチェンマイより、車で6時間前後掛かる辺鄙な場所にあります。
ここで、チェンマイ北ロータリークラブ、東京八王子東ロータリークラブ、
徳島ロータリークラブと東京世田谷ロータリークラブの4つのクラブが共同で行った国際奉仕活動の贈呈式典が、
2022年2月20日に行われました。
当クラブとしては、2023年に迎える創立60周年の記念事業の一環として手掛けたプロジェクトの一つです。
この地区は雨季になると道路はご覧の通りの状態です。
またバーンクンメートゥンノイ小学校の運動場は、水たまりが出来るとともに泥沼のようになってしまいます。
今回のプロジェクトは、小学校の生徒達約150人と村の約400世帯の家族たちに、
年間を通して安心して集える場所を提供し、住民たちの絆が深まることを目的としています。
なぜなら、この地域の大人たちは働き手である子供たちを手放すことを嫌がり、多くの子供たちが学校に行けずにいます。
このプロジェクトにより連帯感を強めることが出来れば一人でも多くの子供たちが学校に行かせられる機会を後押しできる事になります。
多目的運動場は幅14M、長さ41.1M=575.40㎡の広さ。
イメージとしてはフットサルコート大になります。
厚さ7cmのコンクリートを敷き、水はけが良いように傾斜を付け片側の側溝に排水出来るようになっています。
2020年11月 現地調査を開始
2021年12月 工事開始
2022年 1月 工事完了
2022年2月20日 日本の3クラブは新型コロナ オミクロン株が猛威を奮っている中で渡航できず、
チェンマイ北ロータリークラブのメンバーがバーンクンメートゥンノイスクールを訪問し贈呈式を行いました。
高学年の子供たちは、歓迎パフォーマンスを披露してくれました。
これを機会に地域の方たちが住みやすい環境づくりを自発的に出来るようになれば、
他の地域にも良い影響を及ぼすことが出来るかもしれません。
ロータリークラブの例会と同じように、みんなで集まり意見を交換することは
非常に重要なファクターとなることでしょう。